意外と知らない?偏差値の求め方

偏差値37なのに就職率9割の大学 (メディアファクトリー新書)

 

 

 

偏差値の求め方

 

 

 

 

学校のテストや模試を受けたとき、点数とは別に『偏差

 

値』という数値が成績表に記載されるのを見たことがあ

 

る方は多いでしょう。志望校の偏差値を目安に自分の偏

 

差値を伸ばそうと思っていらっしゃる方もいるのではな

 

いでしょうか。

 

 

 

でもいったい偏差値ってなんなのだろう?どんな求め方

 

をしているの?気になる偏差値の求め方をご紹介します。

 

 

 

 

 

・偏差値とは

 

 

 

偏差値とは、ある数値が母集団の中でどれくらいに位置

 

しているかを表した数値です。平均値は50となります。

 

 

 

偏差値はあくまで偏差値を出した母集団における位置に

 

なるので、たとえば高偏差値の学校を対象とした模試が

 

行われた場合の偏差値で40という数値が出ても、全国模

 

試を受けると60になるということもありえます。

 

 

 

 

偏差値の求め方は、全体の数値、つまりテストを受けた

 

人全員の人数と点数と複雑な計算を必要とするため、個

 

人ではなかなか求めることができません。

 

学校や塾でテストを行ってはじめて知る方多いのもこのためです。

 

 

 

 

 

・偏差値の簡単な求め方

 

 

 

偏差値を知れば自分がどのくらいの順位にいるのかを知

 

ることができます。本来なら偏差値の求め方には高校数

 

学程度の数式を使うのですが、ここでは簡単な偏差値の

 

求め方をご紹介します。

 

 

 

 

偏差値を求めるためには、まず3つの数値を決める必要

 

があります。それが平均点、分散、標準偏差です。

 

 

 

 

1.まず『平均点』を求めます

 

 

偏差値を求める前に、全体の平均点を求めます。平均点

 

の求め方は簡単ですね。全員の点数を足して、その人数

 

で割ります。

 

 

 

 

2.次に、平均点との差を求めます

 

 

1で出した平均点と自分の点数との差を求めます。

 

 

 

 

3.2の数値の平方数を求めます

 

 

平方数の求め方は『同じ数』×『同じ数』です。たとえ

 

ば自分の点数と平均点の差が10だった場合、10×10=10

 

0で平方数は100となります。

 

 

 

 

4.3の平方数を使って『分散』を求めます

 

 

分散の求め方は実は簡単。先ほど出した平方数の平均を

 

求めるだけです。

 

 

 

5.『標準偏差』を求めます

 

 

『標準偏差』とは、数値の散らばり具合を表す数値です。

 

『標準偏差』の求め方は、先ほど出した『分散』の平方

 

根を計算すること。簡単な求め方としては、電卓の先ほ

 

どの『分散』の数値を入力し√キーを押せば出てきます。

 

 

 

 

 

6.2で出した平均点との差に10をかけ、5の標準偏差で割ります。

 

 

 

7.偏差値を求めます。求め方は以下のとおり

 

 

得点>平均点の場合…6の数値に50を足す
得点=平均点の場合…偏差値は50となります。ちょうど
真ん中に分布しています。
得点<平均点の場合…50から6の数値を引く

 

 

 

 

 

 

意外と知らない偏差値の求め方をご紹介しました。ただ、

 

偏差値は母集団に左右される数値です。ある模試で偏差

 

値が高かったからといってその数値をうのみにしないよ

 

うにしましょう。

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